ERで役立つ救急症候学-病態のメカニズムと初期治療
著 者
:河野寛幸
判 型
:B5判 2色
発行年
:2012年
頁 数
:266頁
ISBN
:978-4-902470-79-6
電子化
:あり

定価 本体3,500円+税

  • 内容紹介
  • 目次
 救急外来で遭遇する主要な15の症候,3つの病態,3つの疾患に絞り,その診断と初期治療をメカニズムに焦点をあてて理由づけした書.現在標準化されている主要な分類,ガイドラインを320の図表で提示して,論理的に解説することを心がけて解説している.経験や勘に頼る前にまず,抑えておくべき知見を網羅したロジカルテキストである.

はじめに

  • ER型救急システムでの初期診療の考え方

第1章 症候編

  1. 心肺停止・呼吸停止
    • [1]心肺停止およびその周辺病態
    • [2]心肺停止・呼吸停止の治療
    • [3]電気的治療
  2. ショック
    • [1]ショックの全体像
    • [2]心原性ショック,閉塞性ショック
    • [3]循環血液量減少性ショック
    • [4]血液分布異常性ショック
    • [5]ショックの診療
  3. 呼吸不全
  4. 意識障害
  5. 痙攣
  6. 失神・失神性めまい
  7. 胸痛,呼吸困難,動悸
  8. 巣症状
  9. 頭痛
  10. めまい(前庭性めまい)
  11. 腹痛・腰痛

第2章 病態編

  1. 酸塩基平衡異常
  2. ナトリウム異常(水代謝異常)
  3. カリウム異常
  4. 血糖異常

第3章 疾患編

  1. 不整脈
    • [1]不整脈の全体像
    • [2]期外収縮
    • [3]徐脈の概念と診断
    • [4]頻拍の概念と診断
    • [5]徐脈・頻拍に対する臨床的対応
  2. 急性冠症候群
  3. 脳卒中
    • [1]脳卒中総論
    • [2]脳梗塞(虚血性脳卒中)
    • [3]脳出血
    • [4]くも膜下出血
    • [5]脳卒中の予防

索引