[Vol.10 No.4 季刊冬号]特集:ERの整形外傷―機能再建のための診察と処置
企画担当
:松井健太郎・二村謙太郎
判 型
:A4変形
発売日
:2013年12月25日
ISBN
:978-4-902470-95-6

定価 本体2,500円+税

  • 内容紹介
  • 目次
 これまでの重症外傷救急患者は基本的には救命救急センターに搬入され,まず救急医の手で主として救命を主眼に治療が行われきた.勿論まず第一に救命を考えることは当然ではあるが,現在の世界的趨勢はさらに進んだ救急医療の質が問題されており,救命だけでは不十分であり,超急性期から患者の社会復帰を前提に治療がなされるべきだとのコンセンサスに至っている.つまり外傷のほとんどは四肢外傷であり救急の場に整形外科医が存在して手術に関わっているのである.我が国おいてはまだまだこれからの課題ではあるが,少ないながらそのような施設も存在しており,一歩進んだ外傷救急医療として,整形外科医が救急の場で外傷治療にかかわっている実情を症例を提示しながら紹介する.今後の方向と課題が提起されている.

特集 ERの整形外傷―機能再建のための診察と処置

  • 企画担当:松井健太郎・二村謙太郎

鼎談 「救命された人が、再び社会復帰できるように―患者の運命の分岐点はERにあり」

  • 松井健太郎(帝京大学医学部 整形外科学教室)
  • 二村謙太郎(札幌徳洲会病院 整形外科 外傷センター)
  • 箕輪良行(聖マリアンナ医科大学 救急医学講座 教授)

特集論文

  • 1)開放骨折を制するための初期治療―感染を防ぐ治療戦略とは/普久原朝海(新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター 整形外科・救命科)
  • 2)「明日再診でいいですか?」「今でしょ!」―成人編/竹内直英(佐賀県医療センター好生館 外傷センター 整形外科)
  • 3)「明日再診でいいですか?」「今でしょ!」―小児編/依光正則(岡山労災病院 整形外科)
  • 4)やってはいけない初期治療―よくみる上肢外傷編/善家雄吉(産業医科大学 整形外科)
  • 5)やってはいけない初期治療―よくみる下肢外傷編/坂なつみ(帝京大学医学部附属病院 整形外科 外傷センター)・松井健太郎(帝京大学医学部 整形外科学教室)
  • 6)血管損傷を合併した四肢外傷―脈が触れれば安心か?/福田 誠(名古屋市立大学 整形外科)・神田倫秀(岐阜大学医学部附属病院 高度救命救急センター)
  • 7)コンパートメント症候群を見逃さない―判断できるかできないか、それが問題だ!/乾 貴博(帝京大学医学部 整形外科学教室)・松井健太郎(帝京大学医学部 整形外科学教室)
  • 8)ダメージコントロール手術を決断する時―Damage Control Orthopaedics(DCO)とは何か?/上田泰久(札幌徳洲会病院 整形外科 外傷センター)
  • 9)局所のダメージコントロール―Local Damage Control(LDC)とは何か?/北田真平ほか(兵庫県立西宮病院 四肢外傷センター)
  • 10)高齢者外傷は難しい―本当は恐い高齢者の骨盤骨折・脊椎骨折/吉田昌弘(岡山医療センター 整形外科)
  • 11)骨盤輪骨折を制するための初期治療―蘇生の先を見据えた治療を!/二村謙太郎(札幌徳洲会病院 整形外科 外傷センター)

編集後記