[Vol.11 No.3 季刊秋号]特集:実践で使えるERのマイナー―診察法の基本とcommon & critical diseaseの診かた
企画担当
:山上 浩
判 型
:A4変形
発売日
:2014年09月25日
ISBN
:978-4-908083-01-3

定価 本体2,500円+税

  • 内容紹介
  • 目次
 マイナーという言葉は医学の世界では「深刻でない」,「命に関わらない」と訳されますが,ERではそれは正しい表現ではありません.マイナーといわれる疾患の中に重篤で命に関わるものが沢山ありえます. たとえば眼が痛いとき,皮膚が壊死を起こした時,それぞれの専門医に診察してもらえる地域は極めて少ないはずです.多くは結局ERを受診しています.しかしです,ER医の多くはマイナーエマージェンシーを苦手としているのではないでしょうか.本特集では頻度は多いけれど対処に困る疾患と,頻度は低くても重篤な弛緩を取り上げています.マイナー科の疾患はERでも結局各科の専門書を参考するのですが,難しい記述が多くて,しかも多忙なERでは役に立たないことが多いのです.そこで本特集ではERの最前線で活躍中の錚々たるER医が直接執筆に当たり,非専門医でも理解しやすいように解説しました.またERに必要な事項を各所に盛り込んで,読んですぐ使えるようにも工夫しています.そしてもう一つ大切なことは,自分で治療できなくても,正しく評価して,専門医へ紹介することです.その点について重点を置いて解説しています.

特集 実践で使えるERのマイナー―診察法の基本とcommon & critical diseaseの診かた

  • 企画担当:山上 浩

1.眼科

  • 1)眼科 総論/北原 理(東京西徳洲会病院 救急科)
  • 2)眼痛を訴えない視力障害/能美なな実(山口大学医学部附属病院 眼科)
  • 3)眼痛を訴える非外傷性疾患/大淵 尚(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 4)眼外傷/舩越 拓(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科)
  • 5)眼異物/嘉村洋志(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科)

2.耳鼻咽喉科

  • 1)耳鼻咽喉科 総論/川口剛史(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 2)鼻出血/上段あずさ(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
  • 3)異物(耳、鼻、咽頭)/安 炳文(京都府立医科大学 救急医療学教室)
  • 4)特発性顔面神経麻痺/Ramsay Hunt症候群/青木信也(松前町立松前病院 内科)
  • 5)咽頭炎/増井伸高(札幌東徳洲会病院 救急科)
  • 6)耳・鼻の外傷/萩原佑亮(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
  • 7)めまい/後藤匡啓(福井大学医学部附属病院 救急部)

3.皮膚科

  • 1)皮膚科 総論/梅澤耕学(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 2)壊死性筋膜炎/フルニエ壊疽/森田浩史(福井大学医学部附属病院 救急部)
  • 3)Stevens−Johnson症候群/中毒性表皮壊死症/松田知倫(札幌東徳洲会病院 救急科)
  • 4)急性蕁麻疹、血管性浮腫/アナフィラキシー/薬師寺泰匡(岸和田徳洲会病院 救命救急センター)
  • 5)動物咬傷/佐藤信宏(新潟市民病院 救急科)
  • 6)熱傷/山本真嗣(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)

4.整形外科

  • 1)整形外科 総論/隅田靖之(京都府立医科大学附属北部医療センター 救急科)
  • 2)頻度の高い骨折/渡瀬剛人(ワシントン大学 救急部)
  • 3)頻度の高い脱臼/村尾良治(湘南藤沢徳洲会病院 救急総合診療部)
  • 4)関節炎/岡田信長(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 5)指尖部の外傷/髙橋 仁(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科)

5.その他

  • 1)尿管結石/山上 浩(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 2)精巣捻転/内田祐司(湘南藤沢徳洲会病院 救急総合診療部)
  • 3)尿閉/廣瀬 薫(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 4)陰部外傷/堂本佳典(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科)
  • 5)顎関節脱臼/歯牙損傷/口腔内出血の止血法/加藤陽一(京都府立医科大学 救急医療学教室)

編集後記