これだけは読んでおきたい! 消化器内視鏡医のための重要論文200篇<消化管腫瘍編>
著 者
:松田 尚久、ほか
判 型
:B5判 2色
発行年
:2018年
頁 数
:236頁
ISBN
:978-4-908083-32-7
電子化
:あり

定価 本体4,500円+税

  • 内容紹介
  • 編者について
  • 目次

 編者が選んだ、消化器内視鏡医にとって読むべき重要な論文200篇が、「頭頸部」(5篇)、「食道」(30篇)、「胃」(60篇)、「十二指腸」(5篇)、「小腸」(15篇)、「大腸」(85篇)の6カテゴリー別に収載されています。いずれも1論文1ページの読み切りとなっています。各論文は、その論文のポイントとなる点を簡潔にまとめた「概説」と、その論文の重要性やその論文がもたらした影響・関連する背景などを各執筆者の視点から解説した「解説」で構成されています。また原著論文にアクセスしたいときには、QRコードを掲載していますので、スマートフォンやタブレットから直接、PubMedの収載ページにアクセスできます。

上部消化管:
松田 尚久(国立がん研究センター中央病院)
堀田 欣一(静岡県立静岡がんセンター)
今井 健一郎(静岡県立静岡がんセンター)
下部消化管:
小田 一郎(国立がん研究センター中央病院)
滝沢 耕平(静岡県立静岡がんセンター)
関口 正宇(国立がん研究センター中央病院)

【上部消化管】

『頭頸部』

  • 01-Q001.Field cancerizationとは?—古江康明,矢野友規
  • 02-Q002.画像強調拡大観察により咽喉頭領域の精査を行うべき対象は?—堀圭介
  • 03-Q003.NBIは,食道扁平上皮癌患者における頭頸部表在癌の発見に有用か?—依田雄介
  • 04-Q004.中下咽頭表在癌における内視鏡的切除の長期治療成績は?—依田雄介
  • 05-Q005.咽頭表在癌に対するESDの有用性と安全性は?—栗林志行

『食道』

  • 01-Q006.お酒を飲むと赤くなる人は食道癌になりやすい?—田中雅樹
  • 02-Q007.食道扁平上皮癌のリスクを見分けるために外来で簡単にできる質問は?—古江康明,矢野友規
  • 03-Q008.日本人に多い食道・頭頸部領域の扁平上皮多重癌の背景は?—堀圭介
  • 04-Q009.頭頸部癌患者に食道癌はどのくらい併存するか?―ヨード染色の有用性も含めて—桑原洋紀
  • 05-Q010.頭頸部・食道表在癌の早期発見のための観察法は?—門田智裕
  • etc…

『胃』

  • 01-Q036.H. pyloriは人体にどのような影響を及ぼすのか?—中里圭宏
  • 02-Q037.H. pyloriと胃癌との関係は?—中里圭宏
  • 03-Q038.H. pylori感染と胃癌の関連性は?—久保公利
  • 04-Q039.野菜や果物の摂取と胃癌リスクの関連は?—居軒和也
  • 05-Q040.早期胃癌はどのような自然史をたどるか?—眞一まこも
  • etc…

『十二指腸』

  • 01-Q096.本邦における非乳頭部十二指腸腫瘍の診療の現状は?—野中哲
  • 02-Q097.治療すべき十二指腸腺腫とは?—角嶋直美
  • 03-Q098.十二指腸非乳頭部上皮性腫瘍は生検すべきか?—角嶋直美
  • 04-Q099.非乳頭部十二指腸腫瘍は分割EMRでよいか?—滝沢耕平
  • 05-Q100.十二指腸非乳頭部腫瘍に対するESDの成績は?—若槻俊之

【下部消化管】

『小腸』

  • 01-Q101.小腸探索のファーストチョイス! 小腸カプセル内視鏡の最初の報告は?—角川康夫
  • 02-Q102.カプセル内視鏡は小腸腫瘍の診断に有用か?—福島政司
  • 03-Q103.カプセル内視鏡所見はダブルバルーン内視鏡の挿入ルート選択に有用か?—伊藤紗代
  • 04-Q104.カプセル内視鏡によるFAP患者における小腸ポリープの検出割合は?—松本美野里
  • 05-Q105.無症候のリンチ症候群患者における小腸病変の頻度と,小腸スクリーニングにおけるカプセル内視鏡の有用性は?—松本美野里
  • etc…

『大腸』

  • 01-Q116.米国の大腸癌罹患率・死亡率の動向は?—細谷和也
  • 02-Q117.50歳未満の大腸癌は多いのか?—須藤梢
  • 03-Q118.アジア人における低容量アスピリン腸溶錠を用いた大腸癌化学予防のエビデンスは?—山田真善
  • 04-Q119.40歳代に大腸スクリーニング検査は必要か?—中村佳子
  • 05-Q120.高齢者に対する検診,どこまでやればいい?—今井健一郎
  • etc…
  • 収載雑誌一覧