誰も語りたがらないウンチとオシッコの話 -トイレ付き介護マットレスが、一台も売れない理由。
著 者
:勝屋なつみ
判 型
:4/6判 1色
発行年
:2010年
頁 数
:220頁
ISBN
:978-4-902470-63-5
電子化
:なし

定価 本体1,400円+税

  • 内容紹介
  • 目次
 排泄は人がいきている証。しかし、介護される人にとっても、介護する人にとっても、排泄介護は辛く、哀しい。紙オムツ一辺倒の排泄介護の現状に果敢に立ち向かった、トイレ付き介護マットレス「多機能マットレス アリス凛」の開発者、金井純代さんの22年間の「我が闘争」を通じて日本の排泄介護の問題点を明らかにする。
  • はじめに 「寝たきり後の排泄」について考察することになってしまった顛末。
  • 第1章 みんなが知らない寝たきり後のオシッコとウンチの話。
  • 第2章 「オムツ一辺倒の日本の老人介護に排泄革命を!」これが、美人歯科医の夢。
  • 第3章 まだ一台も売れていない多機能マットレスの完成秘話は、とてつもなくおもしろい。
  • 第4章 寝たきりになったらリハビリか、オムツか。それしかないの!?
  • 第5章 一度考えてみたい。オシッコやウンチは、絶対にトイレじゃないといけないのだろうか。
  • 第6章 なぜ、金井さんは紙オムツがダメと言うんだろう?なのに、なぜ、紙オムツが全盛なんだろう?
  • 第7章  医療崩壊、福祉崩壊のこの時代に、オムツ交換なんかに介護保険を使っちゃいけないのだ!
  • 第8章 「寝たきり」がなぜ、こんなに問題視されるようになったのかを考えてみた。
  • 第9章 そもそも寝たきりについて考える。誰もが寝たきりになるのだろうか?
  • 第10章 金井さんの母親の在宅介護体験から生まれた母に捧げるベッド『多機能マットレス アリス 凛』。
  • 第11章 在宅の看取りって、ほんとうに可能なの?奥川さんちに学ぶ、家で看取るということ。
  • 第12章 このマットレスは、なぜ、理解されないのか。なぜ、売れないのか。みんなで話し合ってみた。
  • あとがき 「寝たきり後の排泄」問題は、結局、自分がどう死にたいかということだ。 寝床に一番近いトイレ『多機能マットレス アリス 凛』