著者本人による講義動画を加えてバージョンアップ!!
レジデント,看護師向けに心臓聴診法のポイントを凝縮した1冊.心臓診察の醍醐味は,到達可能な目標を設定してそれらを達成すること,そして触診や聴診を通して所見の意味を理解することにある.本書では,学生の到達目標,非専門医の到達目標というように,“高すぎない” 到達目標を掲げ,目標別に習得すべきポイントを厳選して解説.
第2版では、症例動画と心音に加え、著者による各章の講義動画(Youtube動画)をご用意しました。講義を視聴することで本書の理解をさらに深めていただけます。
伊賀幹二(伊賀内科・循環器科院長)
- Ⅰ.現在の卒前および研修時の身体診察の実情
- Ⅱ.学生における到達目標
- Ⅲ.循環器診断における心臓の身体診察所見の意義
- Ⅳ.身体診察の手順と正常所見の習得
- Ⅴ.内科系研修医と循環器非専門医の到達目標
- Ⅵ.身体診察において検出することができる異常所見
- Ⅶ.ドプラ法による心雑音の分析とその限界
- Ⅷ.記載の実際(客観的記載と主観的記載)
- Ⅸ.以下を理解できれば身体診察がもっと楽しくなる