『花の谷』の人びと―海辺の町のホスピスのある診療所から
著 者
:土本亜理子
判 型
:4/6判 1色
発行年
:2004年
頁数
:300頁
ISBN
:978-4-902470-00-0
電子化
:なし

定価 本体2,000円+税

  • 内容紹介
  • 目次
 医師、看護師、ソーシャルワーカーをはじめボランティアたちが理想の医療の場を求めて作りあげた「花の谷」のノンフィクション。
 ここで生きたい ここで死にたい ここでみんなと笑いたい そんな場で会った人びとの物語

第1章 芽-「ホスピスのある診療所」ができるまで

  • 暖かい冬
  • ジョン・コルトレーンの午後
  • 「花の谷」をつくる
  • 診療所オープン前夜
  • 突然の来訪者
  • 入道雲をながめながら

第2章 花-「花の谷」の日々

  • カミさんなりの意志で生きて
  • 緩和ケアの技術がほしい
  • 「食べる」という希望を支えたい
  • 病棟までの距離」を超えて
  • 自宅に代わる生活の場を
  • ちょっと海辺のホテルへ
  • ドライブ
  • 言葉より伝わるもの
  • 大根の種をまきたい
  • 石堂寺参り

第3章 種-医療の枠組みを超えて、地域へ

  • 医師たちの質問
  • 「我が家」でなくても「和が家」
  • 山梨に初めてのホスピスができた
  • 漢方ドクター登場!
  • 地域医療のボトムアップをめざして
  • 母を看るように
  • 白い花
  • 「庄左ヱ門」のあした
  • あとがき