子どもの発達段階に応じた「遊び」で、子どもの心と身体がグンと伸びる!
「子どもの心と身体を発達させる遊び」を発達障害治療の専門家(作業療法士)が豊富なイラストでわかりやすく紹介。
お家で、療育現場で、教育現場で、明日から簡単にできる『遊びの処方箋』です。
こんな悩みにおススメ!
●集団行動が苦手な子ども(発達障害)が、友達と上手く遊べるようになるには?
●1人で行動することが苦手で不安な子ども(肢体不自由・精神運動発達遅滞)が、1人でできることを増やすには?
●ちょっと臆病で人見知りな子ども(精神運動発達遅滞)が、きちんとお話できるようになるには?
●じっとするのが苦手な子ども(発達障害)が、落ち着いて授業を受けられるようになるには?
「子どもの心と身体を発達させる遊び」を発達障害治療の専門家(作業療法士)が豊富なイラストでわかりやすく紹介。
お家で、療育現場で、教育現場で、明日から簡単にできる『遊びの処方箋』です。
こんな悩みにおススメ!
●集団行動が苦手な子ども(発達障害)が、友達と上手く遊べるようになるには?
●1人で行動することが苦手で不安な子ども(肢体不自由・精神運動発達遅滞)が、1人でできることを増やすには?
●ちょっと臆病で人見知りな子ども(精神運動発達遅滞)が、きちんとお話できるようになるには?
●じっとするのが苦手な子ども(発達障害)が、落ち着いて授業を受けられるようになるには?
- はじめに なぜこのような本を執筆しようと考えたか
第1章 地域の療育機関における支援の動向
- 地域の療育機関における支援の概要
- 親御さんの意向と療育現場のギャップ
- 医療と療育機関の連携不足
- 教育と療育機関の連携を支える「保育所等訪問支援事業」
- 「保育所等訪問支援事業」はまだまだ現場に浸透していない
- 遊びを楽しく,治療的な配慮で,家庭や療育機関でいかに応用できるか?
- 多職種協働の効果
- 親御さん支援と兄弟姉妹の育児支援がおろそかになりやすい
第2章 子どもの脳の反応・変化(可塑性)の性質
- 脳科学から見た子どもの発達について
- 脳の仕組みと働き
- 発達期における神経ネットワークの再編と可能性
- 感覚統合療法とは
- 感覚統合機能とはどのように発達するのか
- 子どもの脳内現象と行動との関係
- 保育園・幼稚園・学校での生活
- 早期発見・早期対応の考え方
第3章 子どもと遊びと音楽と
- 子どもの遊びの考え方
- 子どもの遊びの発達と工夫
- 1)滑り台遊び
- 2)ブランコ遊び
- 3)ジャングルジム遊び
- 4)ボール遊び
- 5)登り棒遊び
- 感覚-運動遊びから具体的操作遊びへの展開
- ●紙遊びの展開
- ●粉・粘土遊びの展開
- ●布・袋遊びの展開
- 音楽の力-子ども一人ひとりが生き生きと
- 音楽と脳の反応
第4章 療育の実践にあたり
- 子ども・両親の主訴の聞き取りと相談支援計画書の作成
- 一般的な療育施設での対応と課題
- 療育施設「リズム園」での取り組み
- 特徴1 リトミック教育を原点とした音楽教育
- 特徴2 数字の2はな〜に? 1対1の個別療育に重点
- 特徴3 起(リズム体操)・承(絵本)・転(個別遊び)・結(おやつ,さようなら)を考慮した基本的な流れ
- 遊びの工夫―対談(宇梶園長vs松本副園長のアイデア)
第5章 5人の療育実践例
- 人形遊びが好きで集団行動が苦手なAちゃん(発達障害)
- 先生や友達と一緒に楽しむことが得意でいつも笑顔,だけど一人で行動することが不安で苦手なBちゃん(肢体不自由・精神運動発達遅滞)
- お話はわかるけど,ちょっと臆病なCちゃん(精神運動発達遅滞)
- 動物の本が好きで,人との関わりが苦手なDくん(発達障害)
- 体を動かすのが得意で,じっとするのが苦手なEくん(発達障害)
資料
- 問診表
- 発達里程標
- リズム体操:10のうた,せんたくきグルグル,へそダンス,はちべえさんとじゅうべえさん
- あとがきにかえて よりよい子どもの地域支援を目ざして