救命の最前線にいる彼らのことを私は何も知らなかった。救急医療のヒーロー、今 明秀医師の素晴らしい行動のドキュメントを通し、今日の救急医療の現状、救急医の生活と育児などを活字にした書。
Introduction
1章 こちら救命救急センター
- 救急現場、密着ドキュメント!/救命救急センターは社会の縮図/救急医になった理由/救急医は眠らない!?
2章 救命、そして再生への道
- 生き埋めだ、それ行け、ドクターカー!/植物状態から蘇って「コンセンセイコンニチワ」/心臓破裂が教えてくれたこと/食道破裂、10%の救命率/2トントラックに4WD車が突っ込んだ「お父さんを助けろ!」
3章 救急こそ医療の原点
- 日本の救急医療とER/メディカルコントロール/ヘリコプター搬送/救急が研修医を鍛える/八戸市立市民病院救命救急センター/救急医学教育はまちぐるみ?/救急と災害医療-新潟中越地震、緊急救援へ
4章 在宅生活のリハビリテーションを広げるために
- リハ・ケアセンター、訪問リハの取り組みを通して
エピローグ
- 対談 國松孝次・今 明秀
- 救急ヘリコプターの進展のために/救命救急センターまで三十分/日常的にヘリコプターの活用を