初版発行以来、版を重ねる毎に大好評の「あっという間にうまくなる神経ブロック上達術」改訂第4版。
今版の特徴は、これまで紹介した知識・技術が修正改変され、より効果的なブロックが登場し、マイナーチェンジや図の変更も随所に行われていることです。
初心者はなるべく早く正確に、経験者もより確実にスピーディーにを目指して神経ブロックがなるべく早く上達するよう、最新の知見を織り込みながら、重要な個所は赤字で、ポイントやノウハウは青字で記載するスタイルは踏襲して解説した、区域麻酔法の発展に役立つことを願い出版された一冊。
- 本書の目指すところ/本書の使い方
- これから神経ブロックを始める先生方へ
- よくある手術と神経ブロックの組合せ
- 第1章 手術別:神経ブロックの適応
- 【1】頭頸部の神経ブロックと術後鎮痛
- 【2】整形外科領域の神経ブロックと術後鎮痛
- 【3】胸部手術の神経ブロックと術後鎮痛
- 【4】腹部手術の神経ブロックと術後鎮痛
- 第2章 末梢神経ブロック各論
- 【1】頭頸部のブロック
- 【2】上顎神経ブロック(V2 block)と下顎神経ブロック(V3 block)
- 【3】気道(意識下挿管)の神経ブロック
- 【4】腕神経叢ブロック(BPB)
- 【5】前腕のブロックと Monitored Hand Surgery
- 【6】胸郭のブロック
- 【7】傍脊椎ブロック(PVB)
- 【8】傍柱起立筋面ブロック(ESPB)と Modified ESPB ブロック
- 【9】腹部のブロック
- 【10】下肢のブロック
- 【11】腰神経叢ブロック(LPB)
- 【12】仙骨神経叢ブロック(SPB)と上臀神経ブロック(SGNB)
- 第3章 神経ブロック総論
- 【1】抗凝固療法と末梢/中枢神経ブロックの禁忌
- 【2】ブロック針とエコープローブの操作
- 【3】薬剤の神経内注入と神経損傷
- 【4】末梢神経ブロックを行うタイミング
- 【5】神経刺激装置の併用
- 【6】神経ブロックに使用する薬剤
- 【7】局所麻酔薬中毒と Lipid Rescue™ Resuscitation
- 【8】末梢神経ブロックの実際
- 【9】持続末梢神経ブロックにおけるカテーテル留置
- 文献