「よくできる救急隊員」が,傷病者ごとにどのような方法で救急活動を行っているのか,その考え方,組み立て方を「見える化」し,設計し,さらには実例を用いて演習し,解説する画期的な一冊.救急救命士を目指す方,取得済みの方はもちろん,指導者の方にも幅広く活用できます.
- はじめに
- 1.この本の使い方
- 1-1 この本の対象者と利用法
- ・救急救命士養成課程の学生・研修生・指導者
- ・消防本部,消防署
- ・地域メディカルコントロール
- ・シミュレーション研修
- ・指導者養成
- 1-2 できるようになるための学習法
- 1-3 この本をどのように利用するのか
- 2.救急活動プロトコールの全体像を理解する
- 2-1 救急活動の全体像
- 2-2 救急活動プロトコールを構造化する目的
- 2-3 救急活動プロトコールの構造
- 3.救急活動の段階ごとの説明
- 3-1 出場指令
- 3-2 現場到着まで
- 3-3 現場観察と傷病者の初期評価
- 3-4 詳しい評価と処置
- 3-5 a 救命救急センターの選定と伝達収容依頼
- 3-5 b 二次救急病院の選定と伝達
- 3-6 病院搬送の途上
- 3-7 病院での引き継ぎ
- 3-8 振り返り
- 4.まとめと発展学習
- 4-1 まとめ
- 4-2 発展学習
- a 救急活動における評価の仕方
- b 救急活動の7つの物語
- c 救急活動の署内教育・トレーニングの方法
- d 救急活動プロトコールと事後検証システム