外来小児科の重要点を明確に示した小児プライマリ・ケア診療の決定版!!
これからの未来に向けて、小児科医が小児プライマリ・ケアに適切な対応ができる知識と、それに必要な新しい視点を示唆する。小児内科に限定せず、骨折など外傷に対する対応や眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患、歯科口腔外科、さらに今まで他書であまり触れられていない薬物中毒やエナジードリンクによる健康被害、小児虐待、家族ケア、ヤングケアラーの問題など、内容は多岐に及んでいる。これらは今後、小児科医にとって必須の情報になるはずである。
本書はプライマリ・ケアで小児を診るすべての医師に必読の書である。
- 第Ⅰ章 基本編
- 患者ケアの目標と方法について/病歴の聴取/よくみられる症状/その他の比較的多い症状や訴え/評価と問題~カルテ記載/インフォームド・コンセント/栄養の問題
- 第Ⅱ章 小児内科疾患編
- 感染症/呼吸器疾患/循環器疾患/内分泌疾患・代謝疾患/腎疾患・電解質異常/血液疾患/消化器疾患/アレルギー性疾患(喘息を除く)/自己免疫疾患
- 第Ⅲ章 小児神経疾患編
- 神経疾患/発達や精神の問題と心身症/精神疾患/心身症とその関連疾患
- 第Ⅳ章 新生児とお母さん編
- 新生児のプライマリ・ケア/お母さんを診よう
- 第Ⅴ章 小児の心肺蘇生編
- 小児・乳児の蘇生/新生児の蘇生
- 第Ⅵ章 子どもの外科救急編
- 基本編/外傷/中毒/異物/熱中症/動物咬傷
- 第Ⅶ章 子どもの各科疾患編
- 小児外科/小児整形外科/小児眼科/小児耳鼻咽喉科/小児皮膚科/小児歯科・口腔外科
- 第Ⅷ章 思春期医療編
- 産婦人科/泌尿器科/産婦人科・泌尿器科を除く思春期医療
- 第Ⅸ章 その他の医療編
- 子どもとスポーツ(子どものスポーツ医学)/障害児医療/小児の在宅医療/予防接種/子どもと漢方薬