これだけは読んでおきたい! 消化器医のための重要論文209篇<機能性消化管障害編>
編 集
:二神生爾・伊佐山浩通・福土 審・中島 淳・黒水丈次・磯本 一
判 型
:B5判
発行年
:2024年7月
頁 数
:242頁
ISBN
:978-4-911108-19-2

定価 本体5,000円+税

  • 内容紹介
  • 目次

世界トップレベルの重要論文をエキスパートが厳選ピックアップ‼️

 

本書では、代表的な機能性消化管疾患をコンパクトにまとめるとともに、鑑別に重要な機能性胆膵疾患、直腸肛門疾患についてもup date な内容をわかりやすく、しかも重要論文を基にして実践的に学ぶことができる。

各論文のポイントを簡潔にまとめた「概要」と、その重要性、もたらした影響、関連する背景などを執筆者の視点から綴った「解説」で構成。

209 篇、執筆者総勢86 名、1論文1頁の読み切り、重要論文シリーズ第6弾。

  • 機能性ディスペプシア
  • ●FDの概念・定義
  • Q001.機能性ディスペプシアの定義は何か? 三輪 洋人
  • Q002.FDの頻度と罹患傾向は? 三輪 洋人
  • Q003.FD患者の社会に与える影響は? 三輪 洋人
  • Q004.ヘリコバクターピロリ関連ディスペプシアの原因となるピロリ菌種は何か? 鈴木 秀和
  • Q005.FDに対するH. pyloriの除菌療法は有効なのか? 鈴木 秀和
  • Q006.H. pylori感染ディスペプシアは器質的疾患で,FDとは異なる疾患ではないのか? 鈴木 秀和
  • Q007.FDに心理療法は有用か? 松﨑 潤太郎
  • Q008.小児の機能性腹痛疾患に対して有用な治療法は? 松﨑 潤太郎
  • ●FDの病態
  • Q009.FD患者において胃排出遅延が関与している割合は? 山本 貴嗣
  • Q010.FDと胃早期排出能低下との関連は? 山本 貴嗣
  • Q011.FDにおける胃適応性弛緩不全の関与は? 山本 貴嗣
  • Q012.睡眠の質はFDと関連するか? 舟井 康・他
  • Q013.生活環境はFDに関連するか? 舟井 康・他
  • Q014.FDの症状に十二指腸はどのように関与するか? 阿川 周平・他
  • Q015.FD患者の十二指腸で器質的な違いはあるか? 阿川 周平・他
  • Q016.FD患者において粘膜バリア機能は低下しているか? 阿川 周平・他
  • Q017.十二指腸粘膜内炎症は,膵酵素異常を伴うFDと関係があるか? 阿川 周平・他
  • Q018.FDに膵疾患は合併するか? 阿川 周平・他
  • Q019.難治性のFD診療において,早期慢性膵炎を鑑別にあげる必要はあるか? 中村 拳・他
  • Q020.早期慢性膵炎による心窩部痛症状に,FDに準じた治療は有効か? 中村 拳・他
  • Q021.早期慢性膵炎による心窩部痛症状に,慢性膵炎に準じた治療は有効か? 中村 拳・他
  • Q022.抗生剤の使用によりFDの症状改善はあるか? 高橋 悠
  • Q023.FD症状と胃酸は関連するか? 小畑 美穂
  • Q024.機能性消化管障害と食物アレルギーは関連があるか? 水谷 悟
  • Q025.胃不全麻痺は胃の病気か? 大島 忠之
  • Q026.FDと胃不全麻痺は異なるか? 大島 忠之
  • ●FDの診断
  • Q027.FDに特徴的な内視鏡所見は? 田中 史生
  • Q028.FDの診断に有用な質問票は? 田中 史生
  • Q029.FDの診断に有用な消化管機能検査は? 田中 史生
  • Q030.FDをはじめとする機能性胃腸障害(FGIDs)と,摂食障害の関連は? 鷺山 健一郎・他
  • Q031.摂食障害患者で多く認めるFDの病型は? 濱田 一正・他
  • ●FDと治療
  • Q032.FDの治療目標は何か? 富永 和作
  • Q033.FDは再燃(再発)するか? 富永 和作
  • Q034.FDの予後は? 富永 和作
  • Q035.FDは運動量の低下と関連するのか? 河合 隆
  • Q036.FDと食品は関連するのか? 河合 隆
  • Q037.FDは生活習慣と関連するのか? 河合 隆
  • Q038.FDに対してPPIは有用か? 三原 弘
  • Q039.PPI長期投与は胃がんを増やすか? 三原 弘
  • Q040.FDに対してアコチアミドは有用か? 三原 弘
  • Q041.六君子湯はFDの治療薬として有用か? 北條 麻理子
  • Q042.FDの治療薬として,向精神薬は有用か? 北條 麻理子
  • Q043.FDの治療薬としてタンドスピロンは有用か? 北條 麻理子
  • Q044.FDに催眠療法は有効か? 西 龍星・他
  • Q045.FDに認知行動療法は有効か? 網谷 東方・他
  • Q046.治療抵抗性FDの有病率と心理的特徴は? 竹田 努
  • Q047.RFDに対する抗うつ薬の効果は? 竹田 努
  • Q048.IBSとFDのオーバーラップする頻度は? 結束 貴臣
  • Q049.FDとGERDのオーバーラップする頻度は? 結束 貴臣
  • Q050.FDとオーバーラップする他の疾患に対する治療戦略は? 結束 貴臣
  • 機能性胆囊・乳頭括約筋・膵機能障害
  • ●SOD・疫学と病態
  • Q051.内視鏡的乳頭括約筋圧測定が正常ならば,SODは否定できるか? 大野 彰久・他
  • Q052.実臨床で,SOMは行われているのか? 大野 彰久・他
  • Q053.胆囊摘出術はOddi括約筋の機能に影響を与えるのか? 藤森 尚
  • ●SOD・診断
  • Q054.機能性胆囊・Oddi括約筋障害の診断・治療方法は? 上村 真也・他
  • Q055.Oddi括約筋機能障害:Milwaukee分類とは? 上村 真也・他
  • ●ERCP後膵炎におけるSODの意義
  • Q056.SODはERCP後膵炎のリスク因子か? 白田 龍之介
  • Q057.SODにおいて内視鏡的乳頭括約筋切開術はERCP後膵炎と関連するか? 白田 龍之介
  • ●SOD・治療
  • Q058.Type Ⅱ(Rome Ⅲ基準)SODに対してESTは有効か? 辻野 武
  • Q059.Type Ⅲ(Roma Ⅲ基準)SODに対してESTは有効か? 辻野 武
  • Q060.SODに対するESTの安全性は? 辻野 武
  • ●胆摘後症候群・疫学と病態
  • Q061.入院が必要となるような胆摘後症候群の特徴は? 鈴木 裕
  • Q062.胆摘後症候群の原因となる病態は? 鈴木 裕
  • Q063.胆摘後症候群の原因となる胆道系疾患は? 鈴木 裕
  • ●胆摘後症候群・診断
  • Q064.術前の患者因子から胆摘後症候群を呈する可能性を予測できるか? 桜井 博仁
  • Q065.胆摘後症候群の原因を予測することはできるか? 桜井 博仁
  • ●胆摘後症候群・治療
  • Q066.腹腔鏡下胆囊摘出術後に判明した胆管損傷の治療は? 梅澤 昭子
  • Q067.胆囊摘出術後の症候性遺残胆囊の診断と治療は? 梅澤 昭子
  • ●胆道ジスキネジア・疫学と病態
  • Q068.内視鏡的乳頭括約筋内圧測定—Manometry—はsphincter of Oddi dysfunctionの病態診断および内視鏡的乳頭括約筋切開術の効果予測に有用か? 岡部 純弘
  • Q069.特発性の反復性急性膵炎に対する内視鏡的乳頭括約筋切開術は有効か? 岡部 純弘
  • Q070.腹腔鏡下胆囊摘出術は乳頭括約筋の機能に影響するか? 岡部 純弘
  • ●胆道ジスキネジア・治療
  • Q071.胆道ジスキネジア(低運動性胆囊ジスキネジア)の治療は? 大塚 隆生
  • Q072.胆道ジスキネジア(過運動性胆囊ジスキネジア)の治療は? 大塚 隆生
  • ●術後胆膵機能障害
  • Q073.肝胆膵疾患における胆道再建後吻合部狭窄を伴わないで発生する胆管炎の頻度とリスク因子は? 大塚 将之
  • Q074.胆管空腸吻合術後の胆管炎の頻度とリスク因子は? 大塚 将之
  • Q075.膵頭十二指腸切除(PD)後晩期の胆管炎の病態は? 大塚 将之
  • Q076.胆管消化管吻合術後胆管炎の起因菌は? 青木 琢
  • Q077.術後難治性胆管炎の病態は? 青木 琢
  • Q078.神経郭清を伴う膵がん手術後の難治性下痢の治療法は? 三瀬 祥弘
  • Q079.膵がんに対する広範囲神経郭清手術に伴う下痢の長期経過は? 三瀬 祥弘
  • Q080.膵全摘後の下痢の頻度と,患者QOLに対する影響は? 三瀬 祥弘
  • Q081.膵頭十二指腸切除術の術後経過における注意点は? 伊藤 光一
  • Q082.膵頭十二指腸切除後の症例に対するパンクレリパーゼの効果は? 伊藤 光一
  • Q083.膵切除後膵外分泌機能不全の診断はどのようになされているか? 齋藤 友隆
  • 過敏性腸症候群
  • ●病態
  • Q084.過敏性腸症候群の病態に脳腸相関・粘膜透過性亢進・粘膜微小炎症が関与するか? 福土 審
  • Q085.IBSの病態に腸内細菌が関与するか? 福土 審
  • Q086.IBS患者は健常者と異なるストレス応答を示すか? 福土 審
  • ●疫学
  • Q087.IBSの消化管合併症にIBDはあるか? 奥村 利勝
  • Q088.感染後IBS(post—infectious IBS:PI—IBS)の有病率とリスク因子は? 奥村 利勝
  • Q089.IBSの有病率は増加しているか? 奥村 利勝
  • ●診断
  • Q090.IBSの存在診断にfMRIは有用か? 穂苅 量太
  • Q091.IBSの鑑別診断に抗トランスグルタミナーゼ抗体は有用か? 穂苅 量太
  • Q092.IBSの存在診断に大腸内視鏡は有用か? 穂苅 量太
  • ●治療
  • Q093.IBSの症状改善に適度な運動は有用か? 奥山 祐右
  • Q094.IBSの症状改善に食物繊維は有用か? 奥山 祐右
  • Q095.IBSに低FODMAP食は有用か? 奥山 祐右
  • Q096.IBSに用いる消化管運動機能調節薬トリメブチンの薬理作用は? 神谷 武
  • Q097.IBSに抗コリン薬は有用か? 神谷 武
  • Q098.IBSにプロバイオティクスは有用か? 神谷 武
  • Q099.下痢型過敏性腸症候群(IBS—D)に対して胆汁酸吸着レジンは有用か? 松本 正憲・他
  • Q100.IBS—Dに対してラモセトロンは症状を改善させるか? 松本 正憲・他
  • Q101.IBS—Dに対して止痢薬は有効か? 松本 正憲・他
  • Q102.非刺激性下剤は便秘型IBSの治療に有効か? 稲森 正彦
  • Q103.5—HT4刺激薬はIBSの治療に有効か? 稲森 正彦
  • Q104.刺激性下剤の長期投与は安全か? 稲森 正彦
  • Q105.便秘型IBSの治療に粘膜上皮機能変容薬は有効か? 藤川 佳子
  • Q106.便秘型IBSの治療にテナパノールは有効か? 藤川 佳子
  • Q107.便秘型IBSの治療に胆汁酸は有効か? 藤川 佳子
  • Q108.ペパーミントオイルはIBSの治療に有効か? 内藤 裕二
  • Q109.ハーブ製剤はIBSの治療に有効か? 内藤 裕二
  • Q110.IBS—Dにエルクサドリンは有効か? 内藤 裕二
  • Q111.IBSに対する糞便移植は有効か? その長期成績はどうか? 正岡 建洋
  • Q112.IBSに対する非吸収性抗菌薬は有効か? 正岡 建洋
  • Q113.IBSに対する抗アレルギー薬は有効か? 正岡 建洋
  • Q114.IBSに対する抗うつ薬の効果は? 佐藤 研
  • Q115.IBSの腹痛に対して有効な治療は? 佐藤 研
  • Q116.抗うつ薬や心理療法による,最新の治療評価は? 佐藤 研
  • Q117.IBSに対する認知行動療法は有用か? 金澤 素
  • Q118.IBSに対する催眠療法は有用か? 金澤 素
  • Q119.IBSに対する桂枝加芍薬湯は有用か? 金澤 素
  • 慢性便秘
  • ●疫学
  • Q120.便秘症は死亡率および心血管イベント発症のリスクをあげるか? 伊原 栄吉
  • Q121.慢性便秘は将来パーキンソン病と診断されるリスク要因になるか? 伊原 栄吉
  • ●分類・病態
  • Q122.便秘はどのように分類されるか? 北條 麻理子
  • Q123.無線カプセル法によって,腸管の通過時間を調べることができるか? 北條 麻理子
  • Q124.大腸通過遅延型便秘患者のカハール介在細胞は減少しているか? 北條 麻理子
  • Q125.直腸の知覚低下の臨床的重要性は高いか? 北條 麻理子
  • ●診断
  • Q126.ブリストル便形状スケールは便秘診断に有用か? 三原 弘
  • Q127.便秘診断時の警告症状は何か? 三原 弘
  • Q128.便秘診断時にCSは必須か? 三原 弘
  • Q129.慢性便秘症の問診票は有用か? 三原 弘
  • ●検査法
  • Q130.体外式超音波検査を用いた慢性便秘症の病態評価は可能か? 眞部 紀明
  • Q131.直腸エコーを用いた慢性便秘症の診断のための標準的プロトコルはあるか? 眞部 紀明
  • ●治療
  • Q132.慢性便秘症に食物繊維は有効か? 内藤 裕二
  • Q133.食物繊維の摂取は日本人の死亡率に影響するか? 内藤 裕二
  • Q134.身体活動と減量は慢性便秘症に有効か? 内藤 裕二
  • Q135.排便姿勢改善器具の使用によって排便パターンは改善するか? 安部 達也
  • Q136.便秘治療におけるMgO,刺激性下剤のエビデンスは?① 富田 寿彦・他
  • Q137.便秘治療におけるMgO,刺激性下剤のエビデンスは?② 富田 寿彦・他
  • Q138.慢性便秘症患者にプロバイオティクスは有効か? 三澤 昇
  • Q139.成人の慢性便秘症患者にプロバイオティクスやシンバイオティクスは有効か? 三澤 昇
  • Q140.ルビプロストンによる腸管透過性抑制の意義は? 江口 考明
  • Q141.ルビプロストンによる日本人慢性便秘患者への有効性は? 江口 考明
  • Q142.elobixibatは慢性便秘症に効果があるか? 吉田 直久
  • Q143.elobixibat投与により糞便中の胆汁酸は増加するのか? 吉田 直久
  • Q144.elobixibatの慢性便秘症への効果は性別や年齢で差違があるのか? 吉田 直久
  • Q145.小包PEG製剤は慢性便秘症に効果があるのか? 吉田 直久
  • Q146.小包PEG製剤の慢性便秘症への効果は性別および年齢によって差違があるのか? 吉田 直久
  • Q147.慢性便秘症の診療にあたり,治療満足度を上げるために着目すべき点は? 大久保 秀則
  • Q148.便秘患者のQOLを高めるためにはどのような便形状を目指すべきか? 大久保 秀則
  • Q149.オピオイド誘発性便秘になりにくいオピオイドは? 結束 貴臣
  • Q150.OIC治療の第一選択薬は? 結束 貴臣
  • Q151.OIC発症頻度とそのリスク因子は? 結束 貴臣
  • Q152.OIC患者は医療費が高いのか? 結束 貴臣
  • 機能性直腸肛門障害
  • ●概念と分類
  • Q153.機能性直腸肛門障害はどんな病気で,どう分類されるのか? 黒水 丈次
  • ●便失禁の定義と疫学
  • Q154.便失禁の定義は? 味村 俊樹
  • Q155.便失禁の有症率は? 味村 俊樹
  • ●便失禁の病態と原因
  • Q156.便失禁症状と肛門括約筋障害との関係は? 味村 俊樹
  • Q157.便失禁と大腸機能障害との関係は? 味村 俊樹
  • Q158.便失禁患者において,肛門機能と直腸感覚機能に関して男女差はあるか? 味村 俊樹
  • ●便失禁の診断
  • Q159.便失禁の臨床的評価の指標には何が使用されているか? 吉岡 和彦
  • Q160.ベッドサイドで器械を使用せずに肛門機能を評価する方法はあるか? 吉岡 和彦
  • Q161.骨盤底機能の諸検査は便失禁の臨床的評価に有用か? 吉岡 和彦
  • ●便失禁の保存的療法
  • Q162.サイリウム(オオバコなどの食物繊維)は便失禁に有用か? 勝野 秀稔
  • Q163.直腸がん術後の低位前方切除後症候群に経肛門的洗腸療法の効果は? 勝野 秀稔
  • ●便失禁の外科治療
  • Q164.便失禁に対する外科治療の第一選択である仙骨神経刺激療法は有用か? 吉岡 和彦
  • Q165.括約筋断裂に対する括約筋形成術の長期成績は良好か? 吉岡 和彦
  • ●機能性肛門直腸痛の定義と疫学
  • Q166.機能性肛門直腸痛はよくある疾患か? 黒水 丈次
  • Q167.機能性肛門直腸痛とはどんな病態か? 黒水 丈次
  • ●慢性肛門直腸痛の診断と治療
  • Q168.機能性直腸肛門痛の分類はROME ⅢからROME Ⅳはどのように変わったか? 高野 正太
  • Q169.特発性直腸肛門痛の原因は何か? 高野 正太
  • Q170.機能性直腸肛門痛に対してはどのような治療を行うか? 高野 正太
  • Q171.直腸肛門機能障害に対して両側脛骨神経刺激療法は効果的な治療か? 高野 正太
  • ●消散性肛門直腸痛の診断と治療
  • Q172.肛門・骨盤痛から消散性肛門直腸痛をどのように診断するか? 玉置 裕香・他
  • Q173.消散性肛門直腸痛に対して有効な治療法は何か? 玉置 裕香・他
  • Q174.消散性肛門直腸痛に対してβ—アドレナリン受容体作動薬は有効であるのか? 玉置 裕香・他
  • Q175.消散性肛門直腸痛に対して理学療法(バイオフィードバック療法,電気刺激療法,マッサージ)は有効か? 玉置 裕香・他
  • ●機能性排便障害の定義と疫学
  • Q176.直腸肛門障害に起因する便秘とはどのようなもので,どのくらいの頻度でみられるか? 神山 剛一
  • Q177.便秘の治療に難渋した場合,排便造影を行う必要があるか? 神山 剛一
  • ●排便協調運動障害の診断と治療
  • Q178.排便協調運動障害を疑う異常所見の出現率は? 角田 明良
  • Q179.排便協調運動障害に対するバイオフィードバック療法の長期成績は? 角田 明良
  • Q180.排便協調運動障害に対するボツリヌス毒素治療は有効か? 角田 明良
  • Q181.排便協調運動障害に対する恥骨直腸筋切開術は有効か? 角田 明良
  • ●便排出力低下の診断と治療
  • Q182.内圧でなく便の排出力を実際に測定した研究があるのか? 豊原 敏光
  • Q183.直腸肛門内圧検査は便排出力低下の排便障害を診断できるか? 豊原 敏光
  • Q184.便の排出力低下を画像検査でどのように診断するか? 豊原 敏光
  • Q185.便排出力不全に有効な治療法があるか? 豊原 敏光
  • 機能性食道運動障害(GERD・NERD等)
  • ●疾患概説
  • Q186.日本人においてGERDの有病率は増加しているか? 飯島 克則
  • Q187.過剰なゲップの病態と胃食道逆流症との関連は? 沢田 明也・他
  • Q188.高齢者GERDの特徴は? 沢田 明也・他
  • Q189.治療抵抗性の胸やけに対して有効な治療は強化薬物療法か外科治療か? 正岡 建洋
  • Q190.Rome分類の最新情報は? 正岡 建洋
  • ●病態
  • Q191.食道運動障害の病態に関する新たな知見は? 栗林 志行
  • Q192.食道運動障害とGERDに関する新たな知見は? 栗林 志行
  • Q193.出生前後の環境因子は,好酸球性食道炎の発症に関与するか? 石村 典久
  • ●診断
  • Q194.逆流症状に対する検査をどのように進めるべきか? 星川 吉正・他
  • Q195.日本人のPPI抵抗性GERD患者におけるexcessive SGBの頻度は? 小池 智幸
  • Q196.食道運動障害の診断はどのように行うか? 栗林 志行
  • Q197.食道運動障害の診断に関する新たな知見は? 栗林 志行
  • Q198.食道内圧検査を行う際に必要な検査項目は何か? 星川 吉正・他
  • Q199.好酸球性食道炎の慢性的疾患活動性を指標する内視鏡所見は何か? 眞部 紀明
  • Q200.好酸球性食道炎と一次性食道運動機能障害の病態にオーバーラップはあるのか? 高橋 一也・他
  • ●治療
  • Q201.どちら向きに寝ると胃食道逆流は少ないか? 大島 忠之
  • Q202.欧米においてもvonoprazanは逆流性食道炎,特に重症例に対し有効か? 小池 智幸
  • Q203.PPIに治療抵抗性を示すNERDの治療として,漢方薬である六君子湯には上乗せ効果が期待できるか? 眞部 紀明
  • Q204.機能性食道疾患やGERDに対して,抗うつ薬は有効か? 眞部 紀明
  • Q205.薬剤抵抗性GERDに対する経口内視鏡的治療は有用か? 島村 勇人
  • Q206.GERDに対するPPI長期投与と腹腔鏡手術はどちらを選択するべきか? 島村 勇人
  • Q207.経口内視鏡的筋層切開術後GERDのリスク因子は? 高橋 一也・他
  • Q208.食道アカラシアに対するPOEMは,腹腔鏡下Heller—Dor手術の代替治療となり得るのか? 高橋 一也・他
  • Q209.アカラシアに対するバルーン拡張術の適応は? 星川 吉正・他