重症患者リハビリテーション診療ガイドライン2023 ダイジェスト版
編 集
:一般社団法人 日本集中治療医学会
 重症患者リハビリテーション診療ガイドライン委員会
判 型
:B5判
発行年
:2025年3月
頁 数
:82頁
ISBN
:978-4-911108-65-9

定価 本体2,000円+税

  • 内容紹介
  • 目次

リハビリテーションは患者の回復過程においても重要な役割を果たすが,重症患者のリハビリテーションに関して,診療ガイドラインはこれまで十分に整備されていなかった.そこで日本集中治療医学会は,GRADEシステムを用いて診療ガイドラインの作成を行った.

本ダイジェスト版では,専門外の医療従事者や患者・家族が理解しやすいように重要事項を抜粋して解説し,日常の臨床現場でより使いやすいようにコラムなどを加えた.

  • CQ1 重症患者にリハビリテーションのプロトコルを導入するか?
  • CQ2 重症患者に対して1日に複数回のリハビリテーションを行うか?
  • CQ3 重症患者に対して神経筋電気刺激または/および床上エルゴメータを行うか?
  • CQ4 ICUの重症患者における嚥下障害の頻度とスクリーニング方法は?
  • CQ5 重症患者に対して,嚥下内視鏡検査に基づいたマネジメントを行うか?
  • CQ6 重症患者に対して,嚥下機能に関わるリハビリテーション治療を行うか?
  • CQ7 重症患者の離床と運動療法の開始基準は何か?
  • CQ8 重症患者の離床と運動療法の中止基準は何か?
  • CQ9 重症患者の治療4~10日目に20 kcal/kg/day以上または消費エネルギー量の70%以上のエネルギー量投与を行うか?
  • CQ10 重症患者の治療4~10日目に1.0 g/kg/day以上のタンパク質量投与を行うか?
  • CQ11 小児ICU患者に早期運動リハビリテーションのプロトコルを導入するか?
  • CQ12 小児急性期呼吸管理患者に呼吸理学療法を行うか?
  • CQ13 重症患者に対してICU退室後に強化リハビリテーションを行うか?
  • CQ14 重症患者のリハビリテーションにおける家族の参加とその意義は何か?