一般病院や診療所に勤務する臨床医に向けて、漢方薬の有効な利用のしかたを理解してもらうために企画した書籍。特色は「すべての項目で西洋医学的な発想を併記して、漢方の有効性を際だたせていること」「すべての項目に「参考症例」を2例ずつ計48症例紹介しているので、漢方薬の使い方が理解しやすいこと」「一般内科医の質問に答える形で、漢方用語や診療の要点を平易に解説していること」などが挙げられ、これから漢方を始めようとする一般臨床医師にとって有用な点である。
漢方診療 50の口訣
- 食欲不振
- 不眠
- 腰痛
- かぜ症候群
- 遷延したかぜ症候群
- 感冒性下痢・嘔吐下痢症
- 頭痛
- 慢性便秘
- めまい
- 月経困難症
- 痔
- 変形性膝関節症
- 慢性鼻炎
- 視力障害(かすみ目)
- 冷え性(冷え症)
- 排尿障害
- 肩関節周囲炎
- 口内炎
- 腹痛
- 倦怠感
- 多汗症
- 腹満
- 皮膚掻痒症
- 浮腫・むくみ
- どんな時にもこんなふうに漢方
- 付録1 掲載方剤一覧表
- 付録2 薬価収載漢方製剤一覧