ERはGolden hour(最初の1時間)を支配せよ!―腹部症状患者への対応
著 者
:田中敏春・佐藤信宏
判 型
:B5判 2色
発行年
:2018年
頁 数
:196頁
ISBN
:978-4-908083-24-2
電子化
:あり

定価 本体4,000円+税

  • 内容紹介
  • 目次
ERでは、ひとりの患者さんについて遅くとも“来院から1時間以内に”dispositionすることが求められます。この1時間はまさに“Golden hour”と呼ぶべき時間で、患者さんのために最大限有効に使うべきなのです。そのために、「来院してから△分までに、ここまでのプロセスを終了させる」という、“診療の時間割り”を頭のなかに描いて診療しましょう。
本書では、救急医として日夜診療している筆者の頭のなかを余すことなくお見せします。

Mission 0 ERではGolden hour(最初の1時間)を意識せよ!

  • 1.ERにおけるGolden hourを有効に使うため
  • 2.患者が来院するまでにしておくべきこと
  • 3.来院後から最初の5分で実施すべきこと
  • 4.来院後から最初の15分で実施すべきこと
  • 5.来院後から最初の30分で実施すべきこと
  • 6.来院後から最初の45分で実施すべきこと
  • 7.来院から最初の1時間までに決定すべきこと

Mission 1 腹痛患者に対応せよ!

  • 1.患者が来院するまでにしておくべきこと
  • 2.来院後から最初の5分で実施すべきこと
  • 3.来院後から最初の15分で実施すべきこと
  • 4.来院後から最初の30分で実施すべきこと
  • 5.来院後から最初の45分で実施すべきこと
  • 6.来院後から最初の1時間までに決定すべきこと

Mission 2 吐血・下血患者に対応せよ!

  • 1.患者が来院するまでにしておくべきこと
  • 2.来院後から最初の5分で実施すべきこと
  • 3.来院後から最初の15分で実施すべきこと
  • 4.来院後から最初の30分で実施すべきこと
  • 5.来院後から最初の45分で実施すべきこと
  • 6.来院後から最初の1時間までに決定すべきこと

Mission 3 吐血患者に対応せよ!

  • 1.患者が来院するまでにしておくべきこと
  • 2.来院後から最初の5分で実施すべきこと
  • 3.来院後から最初の15分で実施すべきこと
  • 4.来院後から最初の30分で実施すべきこと
  • 5.来院後から最初の45分で実施すべきこと
  • 6.来院後から最初の1時間までに決定すべきこと

Mission 4 便秘・腹部膨満患者に対応せよ!

  • 1.患者が来院するまでにしておくべきこと
  • 2.来院後から最初の5分で実施すべきこと
  • 3.来院後から最初の15分で実施すべきこと
  • 4.来院後から最初の30分で実施すべきこと
  • 5.来院後から最初の45分で実施すべきこと
  • 6.来院から最初の1時間までに決定すべきこと

Mission 5 下痢患者に対応せよ!

  • 1.患者が来院するまでにしておくべきこと
  • 2.来院後から最初の5分で実施すべきこと
  • 3.来院後から最初の15分で実施すべきこと
  • 4.来院後から最初の30分で実施すべきこと
  • 5.来院後から最初の45分で実施すべきこと
  • 6.来院後から最初の1時間までに決定すべきこと

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  • Case 1 吐血・下血症状で搬送されてきた患者さん
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  • Case 5 腹痛・下痢症状で受診された患者さん
  • Case 6 嘔吐・下痢症状で搬送されてきた患者さん
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