世界トップレベルの国立がん研究センターが上部消化管（咽頭・食道・胃・十二指腸）、下部消化管（小腸・大腸）の症例を内視鏡画像と病理画像、両サイドから診断、そして解説。

本書を手に取る読者は、国立がん研究センターで行われるカンファレンスを疑似体験し、最新の画像技術と病理所見を重ね合わせながら診断の本質に迫ることができるであろう。そしてそれは、AI時代にあっても我々が磨き続けるべき診断学の意義を再確認する機会となるに違いない。　（斎藤　豊「序文」より）

（本書は）内視鏡診断で大切とされる内視鏡画像から組織ルーペ像をイメージする診断を追及するため最新の画像で構成され、初心者でも理解しやすい興味ある内容に仕上がっており、まさに、国立がん研究センターで行われる内視鏡と病理の合同カンファレンスが体感できる。　（藤井隆広「推薦のことば」より）