―宮殿を飛び出したお姫様が、たった一日、作業療法を受けるとしたら?
不朽の名作映画「ローマの休日」から作業療法のプロセスを読み解く。
プロセスモデルによる作業療法が、クライエントの人生を輝かせる。
Anne G.Fisher先生の最新の「POWERFUL PRACTICE: A Model for Authentic Occupational Therapy (2019)」に則った決定版。
不朽の名作映画「ローマの休日」から作業療法のプロセスを読み解く。
プロセスモデルによる作業療法が、クライエントの人生を輝かせる。
Anne G.Fisher先生の最新の「POWERFUL PRACTICE: A Model for Authentic Occupational Therapy (2019)」に則った決定版。
1.作業療法プロセスの特徴
- 1)クライエント中心
- ①作業焦点
- ②作業基盤
- 2)文脈
- ①作業の文脈
- ②作業療法が行われる文脈
- 3)協働
- 4)順不同
2.評価
- 1)トップダウンアプローチ
- 2)作業
- ①面接による評価法
- ②写真やイラストを使った評価法
- ③活動リスト
- 3)作業遂行
- ①遂行
- ②社会交流
- 4)評価結果の解釈
- 5)目標と計画
3.作業による介入
- 1)発達と回復を促す作業
- ①発達段階に基づく理論
- ②疾患別の治療理論
- 2)代償による作業の可能化
- ①環境調整
- ②道具の工夫
- ③介助者教育
- ④課題調整
- 3)習得による作業の可能化
- ①行動療法
- ②コアップ
4.成果
- 1)心身機能の向上
- 2)活動と参加の促進
- 3)作業の可能化
- 4)社会の変化
5.リーズニング
- 1)リーズニングの種類
- ①手続き的リーズニング
- ②叙述的リーズニング
- ③相互交流的リーズニング
- ④状況的リーズニング
- ⑤実際的リーズニング
- ⑥倫理的リーズニング
- 2)理論の役割
6.事例から学べること
- 事例1 二十日大根を育てる
- 事例2 料理人として
- 事例3 食事介助を楽にするには
- 事例4 ケアを求めているのは
- 事例5 安心をもたらした役割
- 事例6 みんなでおやつ作り
- 事例7 ホットケーキを作った後
- 事例8 寿司職人の気概
- 事例9 作業よりリハビリ
- 事例10 「手が動くように」と言われても
- 事例11 そろばんの先生
- 事例12 日常を楽しくするには
- 事例13 世界を広げたSNS
- 事例14 デイサービスで作り上げた個人の日常
- 資料
- 各プロセスモデルの比較