作業療法臨床の知の背景―その理念と哲学:一臨床の使徒の自分史より
著 者
:山根 寛
判 型
:B5判 1色
発行年
:2020年
頁 数
:144頁
ISBN
:978-4-908083-55-6 C3047
電子化
:なし

定価 本体2,800円+税

  • 内容紹介
  • 目次
 一作業療法士である著者の、先達の知見を追試し検証しながらの40年余りは、作業を用いる療法の臨床で体感したもの、臨床の知を「ことば」にする試みであった。そこで提唱する「臨床作業療法山根モデル(YMCOT:YAMANE Model of Clinical Occupational Therapy)」はどのようにして生まれたのか。それを理解するためには、その作業療法士の自分史を語るのがもっともよいはずである。
 本書は、その思想の背景にあたる、著者の生い立ちから作業療法士になるまで、作業療法士になってから、モデルを提唱するに至った経緯、そして白秋の歳に至るまでを自分史という形で紹介する。
  • 1.作業療法士になるまで
  • 2.作業療法こと始め
  • 3.京都大学時代
  • 4.日本作業療法士協会と私
  • 5.作業療法臨床の言語化
  • 6.作業療法の哲学を求めて
  • 7.白秋の時代
  • 8.白秋のこぼれ話