外来リハ・通所系リハの運動器疾患の評価と対応が学べる!
高齢化が進む現代では、さまざまな病気を有する人が増えているが、運動器疾患は高齢者全般に発症する疾患である。しかし、肩、腰、膝の痛みや各関節の可動域制限などは「歳のせい」として認識され、早期の適切な治療を受けずに経過することが多い。慢性的な運動器疾患において、より早期に適切な評価や治療を受けることは将来へのQOLを高めるために重要である。
本書では、外来リハビリ・通所リハビリ・通所介護の利用者の多くが有している運動器疾患の評価と治療について、各分野のエキスパートが解説をしている。各関節の解剖学、運動学、および評価や治療の解説では、理学療法士でメディカルイラストレーターでもある福山真樹氏のイラストを用いて、視覚的な理解がいっそう得やすくなっている。
外来リハビリ・通所リハビリ・通所介護における、利用者の有する運動器疾患への適切なケアや運動療法の質を高める必携の1冊である。
『外来リハ・通所リハ・通所介護のリハビリテーション』組織マネジメントと高齢者リハビリ編の姉妹編である。
- はじめに
- 高齢者の運動器疾患の評価と治療
- 1. 肩関節疾患
- 2. 手関節疾患
- 3. 腰部関節疾患
- 4. 股関節疾患
- 5. 膝関節疾患
- 6. 足関節疾患